プロフィール
切迫早産のため、27週から自宅安静をしていました。
35週3日の夜中に突然破水し、逆子だったため、緊急帝王切開で2480gの男の子を出産しました。
原因は不明です。
退院後、貧血の症状が見られましたが、離乳食前に貧血は改善しました。
現在1歳2ヶ月になりましたが、身長や体重は月齢の成長曲線にのり、とても元気な男の子に成長しています。
ママのプロフィール
出産時期 | 2022年10月 |
出産当時の年齢 | 27歳 |
妊娠期間 | 35週3日 |
少し小さい赤ちゃんを出産した原因 | 原因不明の破水 |
出産病院種別 | 医療センター |
単胎or多胎 | 単胎 |
分娩方法 | 帝王切開 |
分娩所要時間 | 不明 |
お子様のプロフィール
現在の年齢 | 1歳2ヶ月 |
性別 | 男 |
出生順位 | 第一子 |
出生体重 | 2480g |
出生身長 | 47.4㎝ |
出生時の主な異常 | 呼吸障害 |
NICU/GCU入院 | あり |
NICU/GCU入院期間 | 38日間 |
退院時の条件 | 体重が増える、自発呼吸が安定する 入眠時無呼吸にてSpO2(酸素飽和度)が90%を切らないが条件 |
退院後の栄養方法 | 完全母乳 |
現在の主な異常 | 特に大きな異常はなし 離乳食がなかなか進まないこと、まだ1人歩きができないこと、じっと座って話を聞くことができないことなどの不安がある アレルギー性鼻炎と診断を受け、鼻詰まりからいびきをかくことがある 生後しばらくは呼吸機能が未熟だったこともあり、呼吸器系が弱いのではないかとの心配がある |
出産体験記

妊娠後期はお腹の張りで痛みを感じることも
妊娠初期は悪阻やお腹の張りを感じることがあり、しんどい日々を過ごしました。
しかし、当時通院していたクリニックでは「悪阻はそこまで重症ではないし、お腹もそんなに張っていないよ」と言われていました。
その後、我が子の予定日の近くに出産予定がつまっていたため、他の病院に移動して欲しいと言われました。
恥ずかしさもあり嫌でしたが、意を決して20週からは自身の勤める職場の病院へ転院しました(今となれば転院して良かったです)。
転院先の産婦人科の先生は、夜勤を続けていることや、小児科で働いていたため感染のリスクが高いことをとても心配してくれました。
25週3日から夜勤を免除してもらいましたが、仕事中のお腹の張りが生理痛並みの痛さだったこと、子宮頸管長が短くなっていたこともあり、27週1日から自宅安静となりました。
その後、生理痛のような張りや痛みは無くなりました。
頓用でウテメリンの内服薬をもらっていましたが、自宅での過ごし方には特に制限はありませんでした。
時々お腹が張ることはあったものの、仕事中の方がキツかったことや、ウテメリンを飲んだ際の副作用が辛かったため、張ったら横になる程度でした。
35週3日で突然の破水
35週3日の夜中1時頃、目が覚めて、数分後に尿意のようなものを感じました。
トイレまで我慢できないような感覚に襲われ、その後ジャバーっ!っと、何か水のようなものが出ました。
水のようなものはジャバジャバ出続けていたので、とりあえず浴室に移動しました。
突然の出来事にパニックだったことと、もう産まれてしまうかもしれないという申し訳なさで震えが止まりませんでした。
「何かあった時にすぐ連絡できるよう首から下げておいてね」と夫に言われていたケータイも寝室に置きっぱなしだったので、夫にケータイを取りに行ってもらい、産科の緊急連絡先に急いで連絡しました。
とても混乱していましたが、とりあえず夜用の生理用ナプキンをつけてバスタオルを持ち、車で病院へ向かいました。
病院で診察してもらうと、破水していることがわかりました。
先生の説明前に診察室でNSTをつけたのですが、とてもお腹が張っていたようでした。
ベテランの看護師さんから
「お母さんお腹張っているのわかる?え、わからないの?幸せやなあ」
と言われ、 とてもつらい気持ちになりました。
その後先生からの説明を受けました。
逆子なので緊急帝王切開になるが、夜間で人数がとても少ないので、子供が可能な限り朝まで待ち、朝一で手術をしましょうとのことでした。
はじめは張り止めをいれていませんでしたが、張りがすごく強いということで、ウテメリンを朝まで繋ぎ張りを抑えていました。
申し訳なさとごめんねの気持ちでいっぱいで震えが止まらず、涙が溢れそうなところを、夫が手を握って「大丈夫大丈夫」と言って支えてくれました。
しかし、先ほどベテランの助産師さんから言われた言葉を急に思い出し、我慢していた気持ちが一気にあふれて、涙が止まらなくなってしまいました。
夫や他の看護師さんに「そんなことない。今までいっぱい頑張っていたし、お母さんに早く会いたくて出てこようとしているんだよ」と言ってもらえて少し救われました。
ただ、あの一言にはいまだに胸を締めつけられ、張りに気づくことができなかったことをとても後悔しています。
また、コロナ禍で本来は2時間しか面会ができないところを、夜間ということもあり、看護師さんの優しい計らいで長い間旦那と一緒にいさせてもらいました。
その間にバースプランを書きました。ぜんぜん思いつきませんでしたが。
その後は夫がずっと手を握ってくれていて、安心したのを覚えています。
「出産後大変だから寝てください」
とベテランの助産師さんに言われましたが、ウテメリンの副作用もあり、動悸や震えがすごくて寝られませんでした。
夫が原因で寝られないと思われたのか、手術予定まであと4時間くらいの時に夫が部屋から出されましたが、その後もお互い寝られませんでした。
不安、恐怖、震え、吐き気を乗り越えて出産
朝方、病院内のコンビニが開くタイミングと同時に夫が腹帯を買って病棟に来てくれました。
数分だけですが、手術前に夫と会うことができてほっとしたのを覚えています。
その後、8時30分に膀胱留置バルーンを入れ、点滴を押しながら徒歩で病棟の分娩室へ向かいました。
手も足も震えている状態で体が思うように動かず、手術台の上に乗るのも大変だったのを覚えています。
(後から教えてもらいましたが、その部屋には蘇生室と書いてあったようで、夫は心配でたまらなかったそうです)
手術台に乗ったあとは、麻酔科の先生から麻酔の説明を受け同意書にサインをしました。
その後、執刀医の先生が超音波検査で逆子のままであることを確認し、帝王切開が最終決定となりました。
麻酔の際、副看護師長さんが、怖さと不安で震えが止まらなかった私に「怖いよね。不安だよね。大丈夫だよお母さん」と声をかけながら背中や手をさすってくれました。
麻酔が痛すぎて呼吸の仕方を忘れ、死ぬかと思うくらいつらかった時も「痛い時に息を吐いてみて。そう。上手上手!」と支えてくれました。
つらいときに支えてくれた副看護師長さんには、とても感謝しています。
その後手を固定されて手術が始まりました。
内臓を触られているときに吐き気がしたため、吐き気止めを入れてもらい、「赤ちゃん出るよ〜」の声の後、9時11分に産声をあげて産まれてきてくれました。
泣いてくれたことが嬉しくて、涙を流しながら「産まれてきてくれてありがとう」と何度も心の中で唱えました。
その後、赤ちゃんは新生児内科の先生に診てもらうことになりました。
私は、産後の処置をしてもらっていましたが、途中で吐き気が止まらなくなり、気持ち悪くなったため眠らせてもらいました。
目が覚めたときには病室にいました。
絶対安静だったので、子供に会えたのは次の日でした。
赤ちゃんが入院中のママの体験談
搾乳と乳腺炎
術後2日目には大部屋に移動となり、搾乳以外は何もすることがなく、赤ちゃんを早く産んでしまったことに対して申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
5日間の入院でしたが、点滴と硬膜外麻酔が抜けた後は搾乳以外することがなくて(Wi-Fiもないので動画も見られず)、「なんで私ここにいるんだろう」という気持ちになっていました。
退院後は、夫の仕事終わりに搾乳を持っていくのが日課でした。
その時、赤ちゃんと一緒に退院しているお母さんを見るとつらい気持ちになりました。
ですが、一番つらかったのは、西松屋に搾乳袋や母乳パックを買いに行ったときでした。
親子連れで買い物に来ているご家族を見ると、私はなんで一緒じゃないんだろうと本当につらくて、毎回夫に泣きついていました。
乳腺炎もつらかったです。
私は母乳過多タイプで、搾乳器を使っても搾りきれず、しこりができたり痛すぎて熱も出たりと、母乳外来に通うほどでした。
「直母じゃないから3時間おきにきちんと出さないとおっぱいでなくなるよ。出しすぎると乳腺炎になるから多くても両方で100mlくらいにしてね」と病棟看護師さんに言われていたのですが、これを守っていたのが私にはかえって悪かったらしく、チーズ並みの乳腺炎になっているよと言われました。
コロナ禍だったので、発熱があると母乳外来受診のためにコロナの検査をしなければならず、とてもしんどかったです。
先生や看護師さんの言葉が嬉しかった
初めて息子に会った時、新生児科の先生が
「お母さん、心配やと思うけど、赤ちゃんのことは常時僕達がみているから安心して、今はお母さんの身体を休めることを第一に考えてね。僕はいいことも悪いことも全部ちゃんとお母さんに伝えるから」
と言ってくれました。
不安でいっぱいの中、とても救いになる言葉でした。
また、全て伝えてもらえるということもとても嬉しかったです。
「今日は酸素少し下げられるかなと思ってたけど、下げちゃうと不安定になったから昨日と同じままにしてるよ」
と機械の履歴を見ながら説明してくれたり、
「お母さん抱っこもうした?していいよ!看護師に伝えとくね!」
と右も左もわからない私に先回りして母子ケアをしてくれたり、
「今日酸素オフできたから週明けまでこのままで見てよければ、週明け保育器から卒業できるよ!お父さんにも抱っこしてもらえるよ」
と言ってくれたりと、とっても親切にしてもらいました。
保育器ではお父さんの抱っこができなかったので、ずっと抱っこを待ち望んでいた夫へ嬉しい報告ができた日だったのを覚えています。
NICUの看護師さんも、息子のことをとても可愛がってくれました。
毎日の息子の体重を書いた紙をもらえることがとても嬉しかったです。
GCUに移動した後も
「お母さんお久しぶりです!息子くん可愛いからいつもGCUに寄る際は顔見に来ているんです。」
と嬉しい言葉をいただき、移動後も可愛がってもらえたことが嬉しかったです。
育児中の体験談
吐き戻しが多く不安だった
基本的に3時間おきに起きて直母して寝てと、とてもお利口さんな息子でしたが、たまにマーライオンの様に吐くことがあり、そのときは不安でいっぱいになりました。
体重が増えているので大丈夫と言われていましたが、何回言われてもマーライオンみたいに吐いていたときは、病気なのではないかととても怖かったです。
吐き戻しが多かったので、頭元にはペットシーツを置くのが日課でした(笑)
夫がそばにいてくれることが嬉しかった
退院後は、夫が2ヶ月間育休をとってくれました。
育児は不安でしたが、夫がそばにいるということが何よりも安心感がありました。
楽しく育児ができたのは、育てやすい息子と夫のおかげだなと思っています。
また、退院後初期は息子に貧血の症状がみられたため、3週間おきに発達フォローアップ外来に通院していました。
そのため、気になることがあればすぐ主治医に相談できる環境が、とてもありがたかったです。
夫が育休から仕事復帰した後、私が肋骨を折ってしまい育児に不安だった頃、育休を2回に分けて取得できることを夫の職場の事務の方が教えてくれました。
夫が私の骨折のことを職場の上司に話すと、「休みなさい!」と言ってくれたようです。
夫の部長が「俺なら育休を1年取るよ。子供の成長なんてあっという間。そうそうゆっくり見られるもんじゃないんだから」と子育ての先輩ならではの助言をしてくれたこともあり、夫は再度育休を申請して、1歳1ヶ月まで子供と一緒に過ごすことができました。
私も助かったし、夫も子供の成長が見られたことをとても嬉しがっていました。
そして何より、夫と遊ぶことが好きな息子が、毎日夫がいることにとても嬉しそうでした。
子どもの成長・発達に関する情報
生後1ヶ月:念願の退院

体重 | 3130g |
身長 | 49㎝ |
栄養方法 | 完全母乳 |
体重が増える、自発呼吸が安定する、入眠時無呼吸にてSpO2(酸素飽和度)が90%を切らないことが退院の条件でした。
哺乳力に問題はなかったので体重はすぐ増えていきました。
呼吸が安定せず無呼吸になることがありましたが、予定日を超えたところでその症状も見られなくなり、退院の許可が出ました。
退院日はたまたまなのか運命なのか、旦那さんが私にプロポーズをしてくれた日でした。
元気に退院できたことがとても嬉しく、この日は二重で嬉しい日になりました。
生後4ヶ月:初めての旅行

体重 | 6580g |
身長 | 63.7㎝ |
栄養方法 | 完全母乳 |
私たち夫婦の結婚記念日に、車で3時間程度の初旅行をしました。
初めての海遊館やサファリパークを楽しんだり、家族でお風呂に浸かったり、露天風呂付き旅館でゆっくり過ごしたことはいい思い出です。
ご機嫌に初旅行を終えたあと、5ヶ月(修正4ヶ月)を過ぎた日にフォローアップ外来があったのですが、その際にシナジス注射(RSウイルス感染症予防注射)が終了し、貧血も改善し、インクレミンも卒業になって嬉しかったのを覚えています。
1歳1ヶ月:初めての立っち

体重 | 8958g |
身長 | 77㎝ |
栄養方法 | 離乳食後期+母乳 |
1歳1ヶ月(修正1歳)を過ぎた数日後に初めて立っちをしてくれました。
これまで、首の座り、寝返り、お座り、つかまり立ち、伝い歩き、ハイハイなどたくさんの成長を夫と見てきました。
伝い歩きは思ったより早かったので、そろそろ立っちをするだろうなあと思っていたら意外とせず…。
旦那が来月から仕事に復帰というタイミングで急に立っちができるようになり、ここまでの成長を2人で見届けられたのがとても嬉しくて、2人でとっても喜んだのを覚えています。
お子さんへのメッセージ
パパとママのもとに産まれてきてくれて本当にありがとう。
NICUにいた新生児の頃からかわいいニコニコ笑顔を見せてくれてありがとう。
いつもパパとママを幸せにしてくれてありがとう。
小さく生まれてきたけど、こんなにも元気にすくすく大きくなってくれて嬉しいよ。
これからもたくさんの成長を楽しみにしているね!
大好きだよ 。
少し小さい赤ちゃんを生んだママへ、一言メッセージ
私は、35週3日で突然の破水にて出産となりました。
今振り返っても、張りに気づけなかった当時を後悔することはあります。
でも、後悔しても仕方がないし、息子が今とっても元気に過ごしてくれていることが救いです。
私たちにはずっと赤ちゃんを見てくれる先生や看護師さん達がいます。
そばには夫や友達、家族など、たくさんの支えてくれる人たちがいます。
早く生まれたことに対して、お腹の中で育ててあげられなかったことに対して自分を責めるとは思います。
でも、お母さんは何も悪くありません。
私は先生たちが見てくれていることに感謝し、私が産後に体調を崩さないように赤ちゃんが早く出てきて親孝行をしてくれているんだと思っていました。
生まれた日からとても親孝行な子供達なんです。
離れて寂しい、つらい日々かもしれませんが、すぐに子供と一緒に過ごす日が来ます。
その日までしっかりと身体を休めて、万全な体調で楽しい日々を過ごしていきましょう。