プロフィール
2021年に第一子の息子を32週4日で出産しました。
妊娠高血圧症候群になり、管理入院で仕事を早期離脱し、お腹の子と自分の体調管理に集中する妊娠生活でした。
また、緊急帝王切開での出産はドキドキで、産後は痛みとの戦いでした。
新生児仮死状態で生まれてきた息子ですが、2歳になった現在は元気に成長し、保育園生活も楽しんでいます。
ママのプロフィール
出産時期 | 2021年12月 |
出産当時の年齢 | 37歳 |
妊娠期間 | 32週4日 |
少し小さい赤ちゃんを出産した原因 | 妊娠高血圧症候群 |
出産病院種別 | 大学病院 |
単胎or多胎 | 単胎 |
分娩方法 | 帝王切開 |
分娩所要時間 | 約2時間 |
お子様のプロフィール
現在の年齢 | 2歳 |
性別 | 男 |
出生順位 | 第一子 |
出生体重 | 1646g |
出生身長 | 42cm |
出生時の主な異常 | 呼吸逼迫症候群、新生児仮死 |
NICU/GCU入院 | あり |
NICU/GCU入院期間 | 2ヶ月 |
退院時の赤ちゃんの状態 | 体重が2100gを超え、健康上問題なく退院しました しかし、直母での哺乳は難しく、完全ミルクでの生活となりました |
退院後の栄養方法 | 完全ミルク |
現在の主な異常 | なし |
出産体験記

妊娠高血圧症候群のため、2度の管理入院
初めての妊娠でしたが、妊娠前と同じ仕事量で働いていました。
コロナ禍ということで少し心配はありましたが、そこまで気にしてはいませんでした。
しかし、妊娠高血圧症候群になり、21週4日から入院することに。
入院中は毎週決まった曜日に採血、検尿、体重測定、腹囲測定、NSTなどの検査を受け、ニフェジピンとアルドメッドの2種類の降圧薬も服用していました。
22週5日に一度退院しましたが、25週2日から再度妊娠高血圧症候群のために管理入院となりました。
そして、31週になると、2週間ほど前と比べて私の体重が2kg増えていました。*
胎児の成長に影響する恐れがあると言われていましたが、特別な治療を受けることはなく、入院が続きました。
*妊娠高血圧症候群になると、まれに急激な体重増加が生じることがある。
32週でさらに血圧が上昇
32週3日の夜、いつものように夕食後に血圧測定がありました。
看護師さんと楽しく雑談し、リラックスした状態で測定しましたが、体調に問題はないにもかかわらず血圧が高い。
深呼吸をしてから再測定しましたが、やはり上が160を超えていたため、安静にし、追加の薬(降圧薬のアムロジピン)を飲むことになりました。
そして、1時間後に再測定をすると血圧はさらに上がり、上は170超。
さらにもう一度測り直すと180/126となっていました。
念のために痙攣止めの点滴を受け、急変に備えて病室から分娩室へ移動することに。
いつ何が起きても対処できるように飲水も禁止となり、超音波検査を受けたりして一晩過ごしました。
先生からは、早ければ翌日に出産になること、遅くとも2~3日中には出産になることを告げられました。
仮死状態で生まれた我が子
翌朝はいつも通り症状もなく元気で、血圧も落ち着いていました。
しかし、当直の先生から、その日の昼に手術が決定したことを伝えられました。
夜に急変して対応が遅れることがないように、妊娠を終わらせるとのことでした。
急なことだったため、家族にはLINEで知らせ、手術の手続きのために母に病院に来てもらいました。
手術が決まった後は、バタバタと着替えをしたり、コロナの検査をしたり、トイレに行ったり、点滴を替えてもらったりして準備が進んでいきました。
その間、看護師さんたちが笑顔で話しかけてくれたり、応援してくれたりして、少し不安が和らぎました。
その後、緊張の中、ストレッチャーに乗って手術室へ。
麻酔が効いてくると血圧が下がり、吐き気に襲われながらの出産となりました。
赤ちゃんは、お腹から出てきてしばらくしても産声をあげませんでした。
帝王切開だから泣かないのかなと思っていましたが、小児科の先生たちの声や、新生児科の看護師さんが電話をかける声、館内放送で他の先生を呼ぶ声などが聞こえ、「大変そうだな…何かあったのかな」と軽く考えていました。
麻酔が効いていて眠すぎたことと、横を見ても看護師さんしか見えなかったことで、赤ちゃんが生まれた実感もあまりありませんでした。
しばらくして産声が聞こえ、顔をチラッと見るとすぐにNICUへと連れて行かれました。
産声が聞こえたのは5分後くらいだと思っていましたが、実際には10分近く仮死状態だったそうです。
手術翌日に、生まれた直後の様子などを担当医から伝えられ、アプガースコア*は1分で0点、5分で0点、10分でやっと10点だったとのことでした。
また、生まれた当日は呼吸が安定しなかったため、しばらく呼吸器をつけていること、落ち着いたら呼吸器を取って自分で呼吸をする練習をしていくこと、足の静脈から点滴をして必要な栄養を流していること、これから実施する検査(未熟児網膜症の検査やMRI検査など)、退院できる時期の目安などについても話がありまました。
また、私自身も入院が長引き、当初は産後7日で退院する予定が、血圧が落ち着くまで10日間入院していました。
*アプガースコア:出生直後の赤ちゃんの状態によって、新生児仮死の有無や程度を判断するための指標。Appearance(外見:皮膚の色)、Pulse(脈拍:心拍数)、Grimace(顔しかめ:鼻への刺激に対する反応)、Activity(活動性:筋肉の緊張度)、Respiration(呼吸)の5項目をそれぞれ0~2点で評価し、生後5分の合計点が7~10点で正常、4~6点が軽症仮死、0~3点が重症仮死。
赤ちゃんが入院中のママの体験談
搾乳の日々
NICUに入院していたので、直母はできず、搾乳の日々。
第一子ということもあり、なかなか搾乳量が増えず、不安だけが募りました。
また、入院生活が長く体力が落ちていたので、少し動くだけで眠気に襲われ、そのうち搾乳の間隔が次第に開いてきてしまいました。
生後2週間ほどでGCUに入ると、直母練習が開始。
飲むのは下手でしたが、抱っこをしたりすることで愛着がわき、搾乳も頑張ることができました。
にもかかわらず、搾乳量が増えることはなかったことがまたストレスになりました。
成長していく息子
身長、体重ともに順調に増え、点滴や管などが外れて顔が見えてくるとホッとしました。
また、看護師さんが交流ノートに写真やコメントなどを残してくださっており、面会のときにそのノートを見るのが楽しみでした。
面会にはデジカメの持ち込みができたので、面会のたびに写真を撮り、夫に見せてみんなで成長を喜び、退院を待ちました。
育児中の体験談
直母での授乳が難しかった
退院後、自宅で直母での授乳にチャレンジ。
コロナ禍ということもあり、助産師さんから授乳のやり方を詳しく聞くこともなく帰宅したため、上手く飲ませられず、離れて生活していたので搾乳量も減っていました。
上手く飲めず、お腹が減って泣く息子と、上手く飲ませられず焦る私の戦いの日々。
母乳は大事だから飲ませてあげたいと思っていましたが、お互いに母乳をストレスに感じており、日中は週に1回私の通院もあり、限界を感じました。
さらに、ミルクは入院中に看護師さんからもらっていたので上手に飲むことができたため、次第にミルクが増え、産後2ヶ月の時点で完全ミルクに。
完全ミルクになってからはストレスが減り、授乳が苦痛ではなくなりました。
元々混合で育てる予定だったため、ミルクをあげることに抵抗はなく、それよりも、産後はストレスを軽減することのほうが大切だと思いました。
他の子よりも赤ちゃんらしい時間を長く見られた
当然のごとく、息子本人は全く気にしていないのですが、他の子たちができていても、息子にはできないことが多かったです。
一人歩きができるようになったのは1歳5ヶ月。保育園に入園して、1ヶ月以上経ってからでした。
喋りだしたのも1歳11ヶ月を過ぎてからでした。
しかし、ハイハイの時間が長く、赤ちゃんらしい時間を長く見られたことはよかったと思っています。
保健所での健診で引っかかることもありましたが、担当医からは「修正月齢相当だから大丈夫!」とお墨付きをもらい、安心しました。
今のところ、大きな病気をすることなく成長しています。
小柄ですが、成長曲線に入っており、イヤイヤ期にも突入して毎日戦いの日々です。
子どもの成長・発達に関する情報
生後2ヶ月(修正0ヶ月):紙袋にすっぽり入るほどの小ささ!

体重 | 2340g |
身長 | 49cm |
栄養方法 | 混合栄養 |
息子の退院後は自宅でのんびりと生活をしていました。
あるとき、たまたまあったドドールの紙袋に息子を入れたら、すっぽりと入ってしまい、小ささを実感。
1歳7ヶ月のときに再度チャレンジしたら、片足しか入らなくなっていて、成長を実感しました。
また、生後3ヶ月(修正1ヶ月)の1ヶ月健診までは「息子を大きくすること」を目標に、3時間ごとにタイマーをかけて授乳を行っていました。
そのかいあってか、1ヶ月健診では無事に体重が増えました。
1歳2ヶ月(修正1歳0ヶ月):毎日ニコニコ、色々なことに興味津々!

体重 | 9.82kg |
身長 | 72cm |
栄養方法 | 離乳食後期 |
毎日ニコニコしながら楽しく生活していました。
ハイハイで探索活動をするなど、色々なことに興味津々。
つかまり立ちや伝い歩き、ハイハイを使い分け、移動ばかりしていました。
なかなかじっとしていられず抱っこが大変でしたが、ベビーカーには嫌がらずに乗ってくれたことが救いでした。
また、食事も好き嫌いなく食べていました。
2歳0ヶ月(修正1歳10ヶ月):順調に成長し、保育園生活も楽しんでいる

体重 | 11.8kg |
身長 | 81.8cm |
栄養方法 | 幼児食 |
野球が大好きな子に成長し、ボールを持てば投げ、バットを握れば振り、グローブもしっかりはめて楽しんでいます。
アンパンマン、おさるのジョージ、ちいかわ、つば九郎、ヤクルトスワローズ、ライオンズの推し活にも余念がありません。
また、歩いたり走ったり、自分の想いを伝えたり、弟に興味を持ったり、愛猫と遊んだり、甘えたり、イヤイヤ期を突き進んだり、赤ちゃん返りしたりと忙しい毎日ですが、保育園生活も楽しんでいるようで安心しています。
ただ、1歳半頃から食べムラが激しくなりました。
保育園ではご飯をしっかり食べるものの、家では気が向いた時のみ。
しかし、担当医からは、「一日一食でもしっかり食べられていれば問題ない」と言われ、安心しました。
次はどんな成長を迎えるのかな。
お子さんへのメッセージ
私の都合で早く外の世界に出てきましたが、元気に成長してくれてありがとう。
毎日、我慢もいろいろあるけど楽しく生活しているね。
これからも野球を楽しんだり、大好きなフルーツを食べたり、野球観戦をしたりしようね。
少し小さい赤ちゃんを生んだママへ、一言メッセージ
不安なことや分からないことの連続だと思います。
私自身、人見知りでなかなか質問できなかったり、「大丈夫」と答えてしまったりして、いざ退院となったときに不安の連続でした。
NICUの看護師さんは忙しそうですが、気にせず質問したり、雑談したりすると受け止めてくれました。
担当医に聞いても分からないことも、ズバズバ聞くといろいろ教えてもらえたため、安心するためにも、看護師さんたちとコミュニケーションをとることが大事なんだなと思いました。
また、子どもの成長が何より安心できることだと思うので、体を休ませながら、ストレス発散をしたり、周りを頼ったりできることを願っています。