33週3日 1672g 妊娠高血圧症候群 MieMeiさんの場合

プロフィール

2020年3月に、33週で1672gの女の子を出産しました。

20週あたりから血圧が上がり、産院から周産期センターのある総合病院に転院しました。

外来受診しながら降圧剤を内服していましたが、血圧の上が200を超え、29週からMFICUに入院。

33週目に血圧がコントロールできなくなったため、帝王切開で出産しました。

3月で4歳になりますが、保育園に好きな子がいて、毎日楽しく過ごしています。

ママのプロフィール

出産時期2020年3月
出産当時の年齢35歳
妊娠期間33週3日
少し小さい赤ちゃんを出産した原因妊娠高血圧症候群
出産病院種別総合病院
単胎or多胎単胎
分娩方法帝王切開
分娩所要時間帝王切開のため不明

お子様のプロフィール

現在の年齢3歳10ヶ月
性別
出生順位第一子
出生体重1672g
出生身長41.5cm
出生時の主な異常呼吸障害、黄疸、動脈管開存症
NICU/GCU入院あり
NICU/GCU入院期間54日間
退院時の赤ちゃんの状態体重2600gを超えることが条件で、本来の出産予定日から8日後に退院となりました
退院後の栄養方法あり
現在の主な異常なし

出産体験記

20週から血圧測定が日課になり、25週に妊娠高血圧症候群の診断

ぽっちゃり妊婦で、体重管理にはとても注意をしていたこともあり、当初は特に問題なく過ごしていました。

しかし、20週の健診で血圧が140台と高かったため、産院から周産期母子医療センターのある総合病院に転院になりました。

外来に通うようになり、自宅でも血圧を測定することに。

はじめのうちは高くても130台でしたが、25週に入ると140台になり、妊娠高血圧症候群と診断されて降圧剤を内服するようになりました。

1日4回血圧測定をし、数値を見ながら薬を飲む生活が続きました。

29週でMFICUに入院

29週の就寝時、いつものように血圧を測ると、上が190、下も100超えの数値。

何度測っても変わらず、病院に向かいました。

病院に着いたときには、上が200を超えており、MFICUに即入院することに。

赤ちゃんは元気だったため、降圧剤(ニフェジピン、アルドメット)を内服し、様子を見ることになりました。

薬のおかげか血圧は緩やかに下がり始めましたが、この日から絶対安静の入院が始まりました。

予定日は5月でしたが、このときは3月の初旬。

1日でも長くお腹で過ごせるように、祈るような気持ちで毎日を過ごしていました。

しかし、超音波検査のたびに赤ちゃんの成長は緩やかになり、胎児発育曲線からも外れてしまいました。

先生からは、「今月中の出産が濃厚。何があってもおかしくない状況」と話がありました。

点滴による強い副作用、絶対安静の入院生活、コロナ禍による面会制限…。

不安なこともたくさんありましたが、赤ちゃんの力強い胎動に元気をもらいました。

血圧が180を超え、帝王切開で出産

入院生活も4週目を過ぎて妊娠33週を迎え、担当の先生や病棟の看護師さん、助産師さんに「本当に頑張っているね!4月を迎えられそうだね」と声をかけられ、頑張るぞ~!と意気込んでいました。

しかし、33週3日の夜中3時ころ、多量の鼻血が出ました。

ナースコールを押すほどではないと、自分で止血をして静かに過ごし、朝昼のNSTも異常はなく、血圧も140台で経過。

ただ、身体がとてもダルくてシャワーを浴びる気にもなれず、寝ることしかできませんでした。

やはりいつもと何か違うと感じ、昼過ぎに血圧を測ると180超え。

きっとこのまま出産になるんだと一気に不安になり、涙がポロポロ出てきて「赤ちゃんは元気なのに、私のせいで赤ちゃんを出さなきゃいけない」とずっと泣いていました。

夫にも連絡し、病院に来てもらいました。

夕方になり、担当医からもその日に帝王切開をすると話がありました。

すでに降圧剤を大量に飲んでおり、それ以上飲めない状況だったため、「降圧剤もこれ以上は飲めないし、赤ちゃんが元気なうちに出してあげよう。今日お誕生日にしましょう!」と言われました。

手術が決まると、メソメソ泣いても仕方ない!頑張るぞ!と切り替えることができました。

20時40分に手術室に向かい、22時30分に小さな女の子を出産しました。

小さな産声をあげた後は、すぐにNICUへ。

顔を少し見ることができたものの、大丈夫かなと不安で仕方なかったです。

赤ちゃんが入院中のママの体験談

メンタルが不安定になり、精神科を受診

出産の翌日、看護師さんに車椅子を押してもらい、初めてNICUに行きました。

たくさんの管に繋がれた小さな我が子を見ると、「小さく産んでしまってごめんね」の気持ちが強くなり、涙が止まらなかったです。

また、産後、なかなかメンタルが安定せず、自分を責めてばかりで苦しかったです。

「私のせいで小さく産んでしまって、苦しい想いをさせてしまって…。私がママで可哀想です」と看護師さんや担当医に泣きながら話していました。

担当医が心配して、院内にある精神科を紹介してくれました。

専門医に話すことで、自分が頑張ったこと、母親になったことを認められるようになりました。

娘の成長や看護師さんの気遣いが嬉しかった

初めて娘の目が開き、わたしの指を力強く握ってくれたときは、すごく嬉しかったです。

NICUの看護師さんから、体重や1日の様子を聞くのも楽しみでした。

保育器から屋根なし保育器への移動、肌着を着るようになり、コットに移り、NICUからGCUに移動になり…。

日々の変化が楽しみでした。

また、看護師さんからの「ママ体調はどう?しっかり眠れてる?夜中は搾乳をパスしても大丈夫ですよ。毎日の面会も大変なときは休んで良いからね。ママの体調が一番だからね。私たちが、娘ちゃんしっかり診ているからね!」と、私の体調を気遣って下さる温かい言葉が嬉しく、救われました。

育児中の体験談

睡眠不足や相談できる環境がないことがつらかった

退院直前まで酸素チューブがなかなか取れなかったので、退院後の夜間や寝ているときは呼吸をしているか心配で、なかなか眠れませんでした。(病院ではモニターの音で確認できたため。)

夜間の頻回授乳や夜泣き対応による、慢性的な睡眠不足もとにかくつらかったです。

隣で爆睡している夫によくイライラしたものです。

今考えれば、もっと頼ればよかったのに、仕事で疲れているから私が頑張らなくてはと頑張りすぎていました。

また、周りに早産や低出生体重児のママがいなかったので、発達の心配などを相談できる環境がなく、悩んでいました。

インスタで同じ境遇のママさんと繋がることで、安心することができました。

日々の成長が嬉しかった

成長は修正月齢で見ていきました。

寝返りやお座り、はいはいと、ゆっくりですが日々の成長が嬉しかったです。

出産した病院や市の健診で「問題なく成長していますよ」と言われると、安心しました。

また、支援センターに通うようになると、同じくらいの赤ちゃんと関わるのが刺激になり、表情がたくさん出るようになりました。

子どもの成長・発達に関する情報

生後7ヶ月(修正6ヶ月):お座り、喃語、離乳食開始

体重6800g
身長66.8cm
栄養方法完全母乳、離乳食初期

表情が豊かになり、喃語もたくさん話すようになり、とてもかわいかったです。

生後5ヶ月で寝返りができるようになり、7ヶ月になるとお座りができるようになり、離乳食も開始しました。

ただ、なかなか食が進まず、どうしたら食べてくれるんだろうと悩んでいました。

市の保健センターにも何度も相談にいきました。

小さく産んでしまったから、大きくしなくちゃ!という意識が強かったのかもしれません。

1歳7ヶ月(修正1歳6ヶ月):食べられるものが増え、遊び方も成長

体重9.6kg
身長77.6cm
栄養方法幼児食

アレルギーもなく食べられるものが増えてきました。

パンと果物が大好きで、「パン!パン!」と、食べたいものを伝えてくるようになりました。

また、本棚やおもちゃ箱の中身を全部出したり、ぬいぐるみにご飯をあげる真似をしたり、遊び方にも成長を感じました。

3歳10ヶ月(修正3歳9ヶ月):保育園生活を楽しんでいます!

体重14.2kg
身長95cm
栄養方法普通食

修正3歳を迎えたタイミングで、出産した病院でのフォローアップ外来を卒業しました。

成長は嬉しいけれど、寂しさや不安な気持ちが入り交じっています。

また、現在は保育園の年少組に通っています。

保育園でお友達と砂場遊びをするのが大好きで、毎日砂まみれです(笑)

好きな男の子もできて、毎日楽しそうにお話してくれます。

苦手な野菜やお肉も、給食ではおかわりしているようです。

毎月のお誕生会前には、披露する歌やおどりを家でも練習しています。

3月末生まれなので、自分のお誕生会を「まだかなぁ?」と心待ちにしています。

お子さんへのメッセージ

産まれてきてくれて、ママにしてくれてありがとう。

大きな病気もせず、元気に育ってくれてありがとう。

どんなことでも一生懸命がんばるめいちゃんが大好きです。

これからも一緒に楽しく元気に過ごそうね。

少し小さい赤ちゃんを生んだママへ、一言メッセージ

私は1ヶ月の安静入院の後、33週で出産しました。

ハイリスク妊婦だったので早産になることを覚悟していましたが、罪悪感でいっぱいでした。

今でも、私のせいで…という気持ちはどこかにあるし、これからも消えないのかなと思います。

何年経っても、修正のお誕生日を迎えると感慨深い気持ちになると思いますし。

それでも、「ママ大好き」って笑顔で話す娘に元気をもらっています。

赤ちゃんのパワーって、想像以上にすごいんだなって思います。

信じましょう!