33週6日 1926g 突然の陣痛(子宮内感染)ひとみさんの場合

プロフィール

2023年2月に、第一子の息子を33週6日、1926gで出産しました。

妊娠中の経過は順調でしたが、33週5日に陣痛がきて夜中に受診すると、子宮口が4cm開いているということで大学病院に搬送され、出産になりました。

もうすぐ1歳になる息子はよく食べてよく寝て、順調に大きくなっています。 

            

ママのプロフィール

出産時期2023年2月
出産当時の年齢30歳
妊娠期間33週6日
少し小さい赤ちゃんを出産した原因突然の陣痛(子宮内感染)
出産病院種別大学病院
単胎or多胎単胎
分娩方法経腟分娩(無痛)
分娩所要時間11時間44分

お子様のプロフィール

現在の年齢0歳11ヶ月
性別
出生順位第一子
出生体重1926g
出生身長41.4cm
出生時の主な異常無呼吸発作、黄疸
NICU/GCU入院あり
NICU/GCU入院期間26日間
退院時の赤ちゃんの状態体重が2300gを超え、哺乳力も安定してきたため退院
退院後の栄養方法混合栄養
現在の主な異常なし

出産体験記

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妊娠中は順調そのもの

妊娠中の経過は順調で、つわりもなく、周りからもとても元気な妊婦さんと言われていました。

保育士をしていたため、30週を過ぎても2歳児を連れてお散歩に出たり、室内でも結構動いたりしていました。

お腹が張ることもほとんどなく、体調もとても良かったです。

今思えば32週に入ったあたりからお腹が頻繁に張るようになっていたのですが、出産の2日前の33週4日に受診したときは、お腹の張りも子宮頸管長も問題ないと言われていました。

出産前日から陣痛が始まった

出産の前日となる33週5日目は、朝から頻繁にお腹が張って痛く、ときどきうずくまるほどでした。

お腹というより腰が痛かったため、腰痛か便秘かもしれないとのんきに構え、夫に作ってもらった夕飯を痛みの波の合間に食べ、食器洗いもしていました。

33週だったのでまさか陣痛だとは思いませんでしたが、夕方を過ぎ、規則的に痛みが来ていることに気がつき、陣痛カウンターを開始。

痛みは5〜7分間隔でしたが、まだ陣痛だとは思わず、横になって休んでいました。

2日前にも夜間に受診して大丈夫と言われ、病院に行くことを躊躇していたこともあり、朝まで頑張って明日病院にいこうと思っていました。

しかし、日付を超えたあたりから痛みが強くなって我慢できなくなり、病院に電話。

タクシーで病院に向かうと、子宮口が4cm開いており、このままお産になる可能性が高いと言われました。

産院にはNICUがなかったため、大学病院に救急車で搬送となりました。

無痛分娩で出産

私は高校生のときに自然気胸になったことがあり、それをたまたま話したところ、無痛分娩をすすめられました。

「10万円かかりますけどいいですか?」との質問に二つ返事ではいと答え、麻酔が入りました。

NSTをつけていたので元気な心音がずっと聞こえており、赤ちゃんが元気だということは確信できました。

その後子宮口は全開になりましたが破水せず、お昼すぎに人工破膜し、出産になりました。

大学病院だったこともあり、総勢15人に見守られながら、小さな赤ちゃんが無事に生まれました。

産声はとても元気で、よく泣いていました。

一瞬写真を撮って、すぐにNICUに移動。

赤ちゃんの泣き声は、「ママと離れ離れになるなんて聞いてないよ〜さみしい」と言っているように、私には聞こえました。

その後、1ヶ月健診のときに、早産の原因が子宮内感染であったことがわかりました。

赤ちゃんが入院中のママの体験談

赤ちゃんと離れることがつらかった

コロナの影響で、赤ちゃんとの面会は1日に1時間のみでした。

ずっとお腹にいた一心同体のような赤ちゃんと離れ離れになるのがとてもつらかったです。

赤ちゃんと触れ合える時間が短く、母親になった実感もわきませんでした。

私にできることは、赤ちゃんに母乳を届けることだけ、と頭の中は搾乳のことでいっぱいでしたが、思うように量が増えず、不安が大きかったです。

また、私が先に退院して家で一人になったときに初めて、早産になったことや息子と離れ離れになったことに実感がわいて感情が溢れ、声を出して大泣きしました。

家に一人でいるときは、月齢フォトの撮影用に買っていたうさぎのぬいぐるみを赤ちゃんだと思って抱いて安心していました。

看護師さんとの会話や成長記録が励みになった

夫と交代で、毎日どちらかが必ず面会に行くようにしていました。

そのときの看護師さんとの会話や、看護師さんが作ってくださった写真付きの成長記録のノートがとても励みになりました。

面会に行っても、面会中は赤ちゃんがずっと眠っていたり、おむつ替えと授乳で終わってしまったりするため、成長記録を見て「日中こんな表情をしていたんだ」、「目を開けるとこんな顔なんだ」と赤ちゃんの様子を知ることができ、とても嬉しかったです。

育児中の体験談

直母の授乳拒否がつらかった

私が一番つらかったことは、退院後すぐに直母での授乳拒否が起こったことです。

授乳しようとすると、嫌がって大泣きする赤ちゃん。

やっと一緒に過ごせるようになったのに…と、自分のことを拒まれているようで苦しく感じました。

授乳のときの体勢が心地よくない、ということはわかったのですが、自分では対処法がわかりませんでした。

退院直後は近くに頼れる助産師さんもおらず(転院し、出産した病院が遠くなってしまったため)、退院したばかりの息子を連れて母乳外来を受診する勇気もなく、苦しい日々が続きました。

私の解決法は完全ミルクにしてしまうことでした。

赤ちゃんに嫌な思いをさせるのはやめよう、一緒に笑っていたいと思い、自分の母乳をあげたいという気持ちを整理し、ミルクメインに切り替えました。

丁寧なフォローアップに安心できた

退院後も、発達のフォローアップとシナジス(RSウイルス感染症の予防注射)のために、10ヶ月までほぼ毎月大学病院に通っていました。

後期早産だったこともあり、早いうちに発達は暦月齢に追いついてきていると言われましたが、シナジスもあったので毎月受診していました。

NICU入院中からの主治医の先生が外来も担当してくださり、毎回丁寧に見てくださっていました。

日頃のちょっとした不安や、早産児ならではのこと、離乳食を始める時期なども都度相談に乗ってくださったので、成長を報告する気持ちで通うことができ、本当に安心できました。

距離もあり、毎回通うのは少し大変だと思うこともありましたが、今となっては感謝しかありません。

子どもの成長・発達に関する情報

生後4ヶ月(修正3ヶ月):身長体重はしっかり成長しているものの、聴力に不安があった

体重5605g
身長58.2cm
栄養方法完全ミルク

生後3ヶ月の終わり頃に自治体の3,4か月健診がありました。

自治体では早産児ということでいろいろと心配され、念入りに確認してくれましたが、しっかりと身長体重が大きくなっている息子を見て驚かれるほどでした。

しかし、おもちゃを目の前で動かすと目で追うものの、音に反応して首を動かす動きは見られず、様子を見てね、と言われたのを覚えています。

当時は耳が聞こえていないのでは…と不安になりました。

生後6ヶ月(修正5ヶ月):寝返り、ずりばいができるように

体重6405g
身長63cm
栄養方法完全ミルク、離乳食初期

児童館などで「何ヶ月ですか?」と聞かれたときに、「実は早く生まれて…」と説明していたのですが、この頃から暦月齢が同じ子と身長体重も運動機能もあまり差がなくなってきたので、「修正で◯◯ヶ月です」と言うのをやめました。

寝返りやずりばいができるようになり、外の世界にも興味津々。

物怖じせずどんどん自分から向かっていける性格のようで、気になるものに自ら向かっていっていました。

生後9ヶ月(修正8ヶ月):さらに行動範囲が広がり、食事も楽しそう

体重7085g
身長65cm
栄養方法完全ミルク、離乳食後期

ハイハイ、つかまり立ちができるようになり、ますます行動範囲が広がりました。

食べるのが大好きで、手づかみで食べられるようになると自分で食べる順番を考えたり、口に入れて確かめたりしながら楽しそうに食べるようになりました。

今のところアレルギーもなく、なんでもよく食べています。

また、バイバイ、パチパチなどの仕草も見られるように。

表情もさらに豊かになり、私たちとのアイコンタクトや身ぶりでのコミュニケーションも深まりました。

お子さんへのメッセージ

元気に生まれてきてくれて、ありがとう。

表情豊かで、すべてのことに一生懸命全力で生きているあなたにいつもエネルギーをもらっています。

小さく生まれたけど、そのぶん大きくなれたね。

これからも一緒に楽しいこと、たくさんしようね。

少し小さい赤ちゃんを生んだママへ、一言メッセージ

私は33週での出産でした。

大変なこと、つらいこともたくさんありましたが、今思うと嬉しかったこと、幸せだったことのほうがより多く思い浮かびます。

子どもの生きる力ってすごいですよね。

今はつらいことも多いかもしれませんが、きっとこの日々が懐かしく感じられる日が来ると思います。

お子さんの成長も、ママの気持ちや考え方、受け止め方もそれぞれだと思いますが、私の経験が少しでもお役に立てたら幸いです。