33週2日 2220g 切迫子宮破裂の恐れ、早期胎盤剥離の疑い 4KIDSママさんの場合

プロフィール

2020年に第4子を33週、2220gで出産しました。

切迫子宮破裂により32週で管理入院となりましたが、翌週には陣痛が来てしまい、緊急帝王切開になりました。

また、1歳になる頃に下肢麻痺があることが分かり、検査をした結果、脳性麻痺との診断を受けました。

現在は一般の保育園に通いながら、リハビリも頑張っています。

ママのプロフィール

出産時期2020年6月
出産当時の年齢26歳
妊娠期間33週2日
少し小さい赤ちゃんを出産した原因切迫子宮破裂、胎盤剥離の疑い
出産病院種別県立病院
単胎or多胎単胎
分娩方法帝王切開
分娩所要時間1時間50分

お子様のプロフィール

現在の年齢3歳5ヶ月
性別
出生順位第4子
出生体重2220g
出生身長44cm
出生時の主な異常新生児仮死、貧血
NICU/GCU入院あり
NICU/GCU入院期間30日間   
退院時の条件妊娠週数換算で37週になってから退院
退院後の栄養方法混合栄養
現在の主な異常脳性麻痺、足の麻痺、斜視、喘息があります
また、療育園でのリハビリ(週3回)、訪問看護リハビリ(週1回)、母子入院でのリハビリ(半年に1度)を行っています

出産体験記

母子ともに大きな問題はなかった妊婦生活

4回目の帝王切開だったため、子宮壁が薄いと毎回言われていました。

しかし、毎日張り止めを飲む程ではなく、出血や破水、感染症、子宮頚管長なども問題ありませんでした。

32週で管理入院することに

32週1日に破水した感覚と張りが増えた感じがあり、救急外来を受診しました。

破水は陰性でしたが、リトドリン(子宮収縮抑制剤)を飲んでモニターで様子を見たところ、なかなか張りが安定しませんでした。

そのため、リトドリンを点滴で投与し、そのまま管理入院となりました。

また、離島に住んでいるため、32週までに出産となるとヘリコプターで本土に行って出産するという決まりがあります。

それを避けるためになんとか33週、できれば35週を超えることを目標に入院していました。

子宮破裂の恐れがあり、緊急帝王切開

33週1日の夜中からお腹の不快感が増え、リトドリンとマグセント(ともに子宮収縮抑制剤)の点滴をMAXまで増やしたものの、微弱陣痛は落ち着きませんでした。

大きな陣痛が来たら子宮破裂の恐れがあったため、緊急帝王切開することになりました。

ちょうど日曜日だったので、手術の準備や先生への連絡など、先生も看護師さんたちも大変な中対応して下さいました。

「もう(赤ちゃんを)出しちゃおうか」と先生が言った瞬間に、部屋にいた看護師さんも先生もバッといなくなり、「もう出産できるんだ」「早産で赤ちゃんは大丈夫なのか」と思ったことは今でも覚えています。

手術室についてからはスムーズに進み、幸い子宮破裂もないまま無事に出産することができました。

ただ、産声が聞こえなかったので不安に思っていると、小児科の先生が小さい声で「頑張れ!頑張れ!」と言いながら、赤ちゃんを蘇生してくださっているのがわかりました。

私は後産をするため体が動かせず、横目で見ながら「がんばれ、がんばれ」と一緒に言い、「赤ちゃん、泣いてませんよね?大丈夫なんですか?」と聞いていました。

少ししてから赤ちゃんは保育器に入り、NICUに連れて行かれましたが、その前に少し横に連れてきていただき、手を触ったのを覚えています。

そのまま私は全身麻酔で眠り、病室で起きた後に、出産時に赤ちゃんが低酸素状態であったことを聞かされました。

また、その日は歩けなかったので、写真で赤ちゃんを見せてもらうことに。

保育器の中でたくさんの管に繋がれ、呼吸器をつけた赤ちゃんの姿は、出産4回目にして初めて見るものでした。

なお、産後1ヶ月の健診時に、出産後に胎盤を検査にまわしていたということと、胎盤剥離の疑いがあったことを知りました。

緊急帝王切開していなければ、胎盤が完全に剥離していたかもしれないとも言われました。

赤ちゃんが入院中のママの体験談

経産婦だけど初めてのことばかり

次の日、歩行訓練でNICUまで歩いて行ったのですが、「痛い」よりも「ごめんね」という気持ちに押し潰され、NICUでは嗚咽するほど泣きました。

病室に戻り、その日は1日泣いていましたが、同じ早産を経験したママ友からのLINEを見て、頑張っている我が子を前に泣いたらダメだと思い、次の日からは笑顔で会いに行きました。

でも病室に戻るとやはり涙が止まらず、不安で携帯で検索したり、インスタで同じ状況の人の体験を見ることで情報を得たり、安心したりしていました。

吸う力が弱く、便も出せず、飲んだ量よりも吐く量が多かったり、泣いてチアノーゼが出たりする小さい我が子。

4人目のはずなのに…と、とにかく焦って不安で仕方がなかったです。

また、不安だと思ったこと、分からないことは、経産婦だから…と思わず、なんでも看護師さんに聞いていました。

納得がいかない時はさらに他の看護師さんに聞くこともありました。

わからないことがあるときは、先生が回診に来る時に聞けるように、メモをしておくのもいいと思います。

NICU卒業前に2泊3日で母子入院をした際は、ナースコールも押しましたし、授乳時間には、助産師さんがいる部屋に通ってミルクの飲ませ方や浣腸を教えてもらいました。

上の子どもたちの存在

後ろ髪を引かれる思いもありながら、赤ちゃんを残して先に退院しました。

赤ちゃんと離れるのは寂しかったですが、久しぶりに上の3人の子どもたちと過ごす時間ができ、中途半端な家のことや準備、整理もでき、ありがたくもありました。

また、退院してからも毎日面会に行き、看護師さんに話を聞くのがとても楽しみでした。

面会から帰ってくると、上の子たちが「写真見せて!」「手紙持って行って!」と気にしてくれて、退院するのを待ってくれていたのがとても嬉しかったです。

育児中の体験談

吐き戻しと浣腸

よく泣くし、量は飲まない、そして吐く…。

とにかく吐き戻しが多く、とても心配でした。

うんちは浣腸をしないと出ないことが多く、チューブと注射器で浣腸液を注入してからお腹のマッサージをして出させていました。

2年ほど小児外科に通い落ち着いたのですが、大人の親指の第一関節くらいの大きさの臍ヘルニアもあり、その対処もしていて、本当に全てが初めてのことばかりでした。

それでも上3人(小学生、幼稚園、保育園生)のことは今まで通りにやっていたので、所々あまり覚えていないくらいです。笑

上の子どもたちの優しさが支えに

上の二人のお姉ちゃんは、学校から帰ってくると「何してたの~?」「今日もいっぱい泣いたの~?」と駆け寄ってくれていました。

日中はほぼ泣いて吐いて飲まない…という状態だったので、余裕の無かった私の代わりに、末っ子に優しく声をかけたり、絵本を読んだりしてくれる子どもたちを見て、心が休まる思いでした。

また、第4子ではありましたが、少し早く小さく生まれたのはこの子だけで、大きな不安とやるせなさと、上の子どもたちとの成長の違いに葛藤もありました。

しかし、訪問看護の対応や病院などで上の子どもたちとの時間も減っている中で、兄弟みんなが同じ輪の中で和気あいあいとしてるのを見ていると、「産んでよかった」と感じました。

上の子どもたちの優しさと純粋な気持ちが、末っ子子育ての大きな支えでもあり、喜びでした。

子どもの成長・発達に関する情報

生後11ヶ月(修正10ヶ月):足に麻痺があることが判明

体重9.6kg
身長68.3cm
栄養方法完全ミルク

生後11ヶ月で本土から来た発達専門の先生に初めて診てもらいました。

その時に初めて「この子、足に麻痺があるよ」と言われました。

成長がゆっくりなだけだと思っていたので、予想外でした。

成長としては、割座(女の子座り)が多く、足を前に出すとぐらつく(体幹障害)ため、移動はハイハイでした。

1歳11ヶ月(修正1歳10ヶ月):脳性麻痺の診断がついた

体重12.8kg
身長83.8㎝
栄養方法幼児食

リハビリと検査のために本土の病院へ母子で入院しましたが、そこでコロナに感染し、療養後にリハビリが開始。

予定外でしたが1ヶ月間入院しました。

この時にさまざまな検査を受け、脳性麻痺という診断もつきました。

本人の人生でのこれからの道筋が見えてきた、ターニングポイントでした。

3歳6ヶ月(修正3歳5ヶ月):おしゃべりが上手で、リハビリも頑張っています

体重14kg
身長87.2cm
栄養方法普通食

おしゃべりが上手で、自分の気持ちや相手の気持ち、保育園であったことなどを毎日楽しく話してくれます。

「周りの子と同じように」「1番にもなりたい」という気持ちもあり、保育園の共同生活からもたくさんのことを学んでいる毎日です。

リハビリは、訪問看護リハビリや、病院の外来でのリハビリ、療育園でのリハビリを頑張っています。

お子さんへのメッセージ

生まれてきてくれて、ありがとう。

あなたから学ぶことは多くて、

あなたが与えてくれるものも多くて、

母として、私もあなたにたくさんのことを教えてあげられるように、これからも1番のサポーターでいます。

4兄弟仲良く、周りの人の優しさを当たり前と思わず、感謝を忘れず、一緒に生きていこうね。

少し小さい赤ちゃんを生んだママへ、一言メッセージ

息子は出産時の低酸素状態が影響し、脳性麻痺と下肢麻痺による歩行困難があります。

そのため、周りの子にはないリハビリや検査があったり、他の子と同じことができなかったりします。

リハビリをしながら泣く息子を見て、ごめんねという気持ちでいっぱいになることもあります。

小さく生まれたことで、他の子との違いを目にすることもあります。

前向きになれない気持ちが出てくることも、あると思います。

そんな時は1人で抱えたり、自分を責めすぎたりしないでほしいです。

泣きたい時は泣いて、そのあと我が子を抱きしめると不思議と前向きになれます。

ひとりじゃないです。