31週0日 1288g 妊娠高血圧症候群 みぃちゃんさんの場合

プロフィール

妊娠高血圧症候群のため、第二子の次男を31週0日に緊急帝王切開で出産しました。

第一子妊娠中に妊娠高血圧症候群になり、産後も血圧が下がらないまま第二子を妊娠。

妊娠中から小さめと言われていましたが、生後5ヶ月になった今は何とか大きくなり、成長を続けています。

ママのプロフィール

出産時期2023年7月
出産当時の年齢38歳
妊娠期間31週0日
少し小さい赤ちゃんを出産した原因妊娠高血圧症候群
出産病院種別大学病院
単胎or多胎単胎
分娩方法帝王切開
分娩所要時間約2時間    

                                                                                  

お子様のプロフィール

現在の年齢生後5ヶ月
性別
出生順位第二子
出生体重1288g
出生身長43cm
出生時の主な異常なし
NICU/GCU入院あり
NICU/GCU入院期間2ヶ月
退院時の赤ちゃんの状態体重が2100gを超え、妊娠週数換算で36週を過ぎたため退院しました
ミルクを飲むのは上手でしたが、直母では上手く飲めませんでした
退院後の栄養方法完全ミルク
現在の主な異常臍ヘルニアの経過観察中

出産体験記

赤ちゃんは妊娠初期から小さめ。20週で緊急入院

2021年の長男妊娠中に、妊娠高血圧症候群になりました。

年末に出産しましたが、産後も血圧は下がらず、薬でコントロールをしている中で第二子の妊娠が発覚。

ただ、長男の育休が明けたばかりでまた産休に入る負い目もあり、上司以外には妊娠のことは言わず、普段通り仕事をしていました。

また、初期の頃から健診では赤ちゃんが小さめだと言われていましたが、他には問題はありませんでした。

お腹張ることがありましたが、夫にも手伝ってもらいながら過ごしていました。

しかし、20週の時点で血圧の上が170を超えてしまい、夜中に緊急入院することに。

入院中は、20週以降に飲む予定だったニフェジピン(血管を広げて血圧を下げる薬)を追加で飲むことになり、さらにシャワー以外はベッドの上で安静にし、電話も1日1回15分までといった制限がありました。

お腹の赤ちゃんはもちろん、長男のことも心配だったので、早く退院したくて仕方がありませんでした。

結局10日間入院し、血圧が120~130台に安定してから退院となりました。

退院後は、長男の保育園の送り迎え以外は仕事も休んで安静を心がけ、1日でも長く妊娠期間を伸ばせるようにとの思いで過ごしました。

28週で妊娠高血圧症候群のため入院

28週を過ぎると、また血圧が高い日が増えてきました。

尿蛋白を測れる紙を買って使ってみましたが、尿蛋白は出ておらず、長男のときのような急激な体重増加(31週の頃、2週間前と比べて2kg増加したことがあった)も見られませんでしたが、いつ入院と言われてもおかしくない状態だと感じていました。

そして、同じ週の健診の日に、予想通り妊娠高血圧症候群のため入院することに。

入院初日の夜も血圧が高めでしたが、アムロジピン(血管収縮を抑えて血圧上昇を防ぐ薬)を飲むと下がりました。

また、入院中は、長男の様子が気になりましたが、夫からLINEや写真を送ってもらい、少し安心しました。

30週を過ぎると体調が悪い日が増えてきた

30週を超えると、体調が悪い日も増えてきました。

たとえば、仰向けで寝ると吐き気に襲われるため、横向きでしか寝られなかったり、血圧の上が120台に下がると吐き気で胃がムカムカしたりといった症状がありました。

逆に、130台まで上がると普通に歩いたり、座ったりすることができました。

そして、31週0日の院内での健診日。

朝から血圧が高く、上は140台、下も100近くありました。

血圧が下がらなければ帝王切開で出産となる恐れもありましたが、薬(アムロジピン)を増やすと急激に血圧が下がったため、妊娠を継続させることになりました。

しかし、今度は血圧が下がり過ぎて上が120台になり、座れないくらいの吐き気で具合が悪くなってしまいました。

血圧コントロールが難しくなり、緊急帝王切開で出産

薬で血圧は下がったものの、今度は血圧が下がりすぎてしまい、コントロールができなくなってしまいました。

そして、しばらくすると医師が病室に来て「今ならNICUも空いているし、血圧のコントロールも難しいから出産しよう」と言われました。

突然のできごとに頭が追いつきませんでしたが、手術準備のために着替えを行い、点滴を打ってもらいました。

夫や家族に急いで連絡をすると、祖母が出産後に必要なものを持ってきてくれました。

手術は問題なく進み、出産後は比較的すぐに産声を聞くことができました。

顔を見て安心したのと同時に、長男と全く同じ顔をしていることに笑ってしまったことも覚えています。

また、週数の割に大きく感じました。

(身長は、32週で生まれた長男とほぼ同じ43cmでしたが、体重は400gほど小さかったです。)

閉腹時に麻酔が切れだし、産後は痛みとの戦いとなりました。

赤ちゃんが入院中のママの体験談

自分の子どもとは思えないことも

私が先に退院したときは、長男の甘え方がすごかったです。

日中は次男の面会と搾乳がありましたが、夕方以降と土日は長男タイムとし、安心させるために長男を優先しました。

一方、次男と会えるのは面会時のみで、搾乳も日中だけだったので、会えばかわいいと思うものの、自分の子どもだとは思えませんでした。

搾乳回数が少ないこともあり、次第に母乳の量も減っていきました。

ただ、次男は入院していたため、安心して病院にまかせることができました。

また、入院中は長男を優先したこともあり、次男退院後に次男を見ても、長男が赤ちゃん返りをして大変になるようなことなく過ごすことができました。

成長を喜び、退院を待ちわびる日々

出産直後は特に問題はありませんでしたが、大きくなってから肺気胸になったり、心臓の弁が閉じていないことが発覚したりもしました。

しかし、どちらも自然に治るということで、経過観察となり、実際に入院中に治りました。

また、当初は酸素投与を受けていましたが、徐々に投与の必要がなくなり、体重も増えていきました。

面会後には、そんな様子を夫に報告して成長を喜び、退院をまちわびました。

長男の保育園には、保育時間を延長してもらうなどの協力をしてもらったおかげで、面会日は安心して病院へ向かうことができました

育児中の体験談

2人育児に対する悩み

直母で飲むことが難しかったため、早々に完全ミルクに切り替えました。

ミルクを飲むのは上手で、吐き戻しも少なかったです。

ただ、次男退院後は長男と次男の同時育児に対する悩みが出てきました。

平日はワンオペのため、長男のときのように、1ヶ月は自宅にこもるというわけにいかず、次男も保育園の送迎に連れて行ったり、長男とともに買い物や遊びに連れて行ったりしています。

また、長男のヤキモチがあるため、日中は次男優先ですが、夕方以降は長男優先。

次男にとっては試練の連続です。

次男のお腹が空いても、長男の目をかいくぐりながら授乳したり、やっと次男が寝たと思ったら長男に起こされてしまったり…。

夜中と、長男が保育園にいる間だけが、次男にとって我慢がいらない時間です。

今でもそれは続いていますが、次男は成長するにつれて、長男に笑顔を振りまいたりしています。

長男の次男への熱烈な愛情がすごく、次男がおもちゃのようにされることもありました。

順調な成長に安心

最近では大人や長男の顔を見るとニコニコ笑ったり、声を出して笑ったりすることも増えてきました。

特に長男に抱っこをしてもらうときは、グズっていてもニコニコ笑い始めます。

長男のやることや食べているものをじっと見ることもあります。

まだまだ小さく、生まれた月齢で見ると成長曲線には入りませんが、小さいながらも周りをよく見ていたり、修正月齢に合った成長が見られたりすると安心や嬉しさがあります。

他の子よりも赤ちゃんの時期や抱っこをする時間が長いという特典を感じながら、これからの成長を楽しみたいと思っています。

子どもの成長・発達に関する情報

生後2ヶ月(修正0ヶ月):無事に退院

体重2490g
身長47cm
栄養方法完全ミルク

退院日は手続き等の関係で、病院の看護師さんがミルクをあげてくださり、最後の最後まで甘えてしまいました。

退院着はセレモニードレスではなく、長男にも親近感を持ってもらうためにアンパンマンに。

看護師さんたちからかわいいと言われましたが、本人はケロッとした表情。

退院後にはみんなでお昼を食べに行きました。

長男に顔を見せたり、夫に抱っこをしてもらったりして、満足そうでした。

このときは、修正月齢で受ける予定の1ヶ月検診までに、少しでも大きくしようと思っていました。

生後3ヶ月(修正1ヶ月):ミルクの量が増え、首をあげることも増えてきた

体重4020g
身長50.6cm
栄養方法完全ミルク

昼間起きている時間が増え、夜中の授乳が減ってきました。

長男のリズムに合わせた生活をしているため、夜中もよく寝てくれていました。

また、ミルクを飲む量も増え、退院時は60mlだったのが、140mlまで飲めるようになっていました。

吐き戻しも減り、成長は順調。

首は修正2ヶ月相当の座りになり、首をあげることも少しずつできるようになってきました。

ただ、1ヶ月検診で臍ヘルニアと診断されたため、1日排便がない時は浣腸をすることに。生後5ヶ月の現在もヘルニアは経過観察中です。

生後5ヶ月(修正3ヶ月):上体をくねらせる、よく笑うなどの様子が見られる

体重5790g
身長56cm
栄養方法完全ミルク

寝返りはまだしませんが、上体をくねらせたりしている様子が見られます。

長男や大人の顔を見てよく笑い、機嫌が良いと声を出して笑うこともあります。

最近は、自分の手に気付き、手をしゃぶったりすることも。

また、身長体重はまだ成長曲線に入っていませんが、頭囲は修正月齢でなくても成長曲線に入り、成長が感じられます。

臍ヘルニアはだいぶ良くなり、3ヶ月毎の経過観察に。

次回の健診からは、目の検査(動いている物や表情を視線で追ったりする「視線検査」)が始まります。

一方、シナジス(RSウイルス感染症予防のための注射)は終わりが見え、これからの成長が楽しみです。

お子さんへのメッセージ

胎児の時点から小さめと言われてきたけれど、元気に生まれてきてくれてありがとう。

スタートからハードだった分、ゆっくり進めば疲れないから、これからもマイペースに少しずつ成長していってね。

楽しい未来を過ごそうね。

少し小さい赤ちゃんを生んだママへ、一言メッセージ

1人目で低出生体重児を産んだため、2人目は迷いましたが、夫の存在、周りの協力、医師への信頼を胸に2人目を産むことを決めました。

予想通り1人目よりも早く生まれましたが、周りの協力もあって、31週まで頑張ることができました。

また、妊娠生活が順調にいく方、困難な方、突然の出産をする方など、妊娠・出産は人それぞれですし、1日先、1時間先が読めない中で不安もあると思います。

しかし、相手に迷惑かなと遠慮せず、少しでも不安やストレスのないように、その都度周りに相談してください。

お子さんがNICUやGCUに入ることになったときは、不安なことや困ったことがあれば、看護師さんや先生、助産師さんに相談してください。

私も、2度目でしたがいろいろなことを聞きました。

みなさんがお子さんと楽しい日々を過ごせますように。