プロフィール
2022年に、第1子を在胎週数34週5日、2244gで出産しました。
妊娠22週6日になった頃、子宮頸管が19mmしかなく、総合病院へ搬送。
入院と自宅安静をしていましたが、34週3日で突然の破水。
入院し陣痛を待っていましたが、陣痛が来ず、2日後の34週5日に誘発分娩にて出産しました。
現在は外で走り回るのが大好きな1歳9ヶ月の男の子になりました。
ママのプロフィール
出産時期 | 2022年3月 |
出産当時の年齢 | 24歳 |
妊娠期間 | 34週5日 |
少し小さい赤ちゃんを出産した原因 | 子宮頸管無力症の疑い |
出産病院 | 総合病院 |
単胎or多胎 | 単胎 |
分娩方法 | 経膣分娩 |
分娩所要時間 | 5時間03分 |
お子様のプロフィール
現在の年齢 | 1歳9ヶ月 |
性別 | 男 |
出生順位 | 第1子 |
出生体重 | 2244g |
出生身長 | 45.1cm |
出生時の主な異常 | 黄疸 |
NICU/GCU入院の有無 | あり |
NICU/GCU入院期間 | 21日間 |
退院時の赤ちゃんの状態 | 大きな異常なし、直母や沐浴の練習が終わってから退院 |
退院後の栄養方法 | 完全母乳 |
現在の主な異常 | なし |
出産体験記
22週6日で子宮頸管が19mmに
22週6日、お腹の張りが少し気になると思い産院を受診。
診察の結果、子宮頸管が19mmとの事で総合病院へ救急車で搬送され、そのまま入院となりました。
切迫早産だと24時間の点滴、長期入院が当たり前だと思い覚悟を決めていました。
しかし、コロナ禍で面会ができない事やこの先の不安などで入院中毎日泣いていたところ、
主治医から張り止めの点滴をしている訳でも無いし、自宅で安静にできる環境であるならという事で、11日間の入院生活を終えて自宅安静の許可が出ました。
その後は、子宮頸管長を測るために週に1回病院へ行くことと、排泄以外は、本当に寝たきりで過ごす毎日。
毎週祈りながら病院へ行っていました。
毎週の受診で待ち時間も大変だろうという事で、退院して1ヶ月を過ぎた頃から隔週での検診、その間の週に黄体ホルモンの筋肉注射、という生活になりました。
34週3日で破水
いつも通り、筋肉注射を打ち安静に過ごしていましたが、注射を打った2日後(34週3日)の夜に突然破水。
職場からの荷物を同僚から受け取る必要があり、同僚と話していたところ、チョロチョロと何かが出ている感覚がありました。
その後、トイレで確認すると更に出てきたので、これは破水だと確信し、急いで病院に向かいました。
病院に着いてからは様々な検査をし、4時間に1回の抗生剤の点滴を受けながら、翌日に主治医が出勤するのを待ちました。
破水から陣痛待ち→誘発分娩へ
翌日、主治医から「今日1日陣痛を待ちます。来なければ明日バルーンと促進剤を入れて出産します」と告げられました。
丸一日ドキドキしながら過ごしていましたが、張りも無く翌日(出産当日)朝を迎えました。
誘発分娩当日の朝は、7時からシャワーを浴び、8時にはバルーンの処置。
そこから陣痛を待ちました。
ちょっとした生理痛みたいな痛みはありましたが、陣痛には繋がらず、促進剤の点滴を入れました。
そこから徐々に痛みが増し、ついに陣痛に。
しかし、途中で赤ちゃんの心拍が良くないという事で、一旦促進剤の投与を中止することにに。
お昼ご飯を食べて心拍が安定しているのを確認してから、再度促進剤を投与しました。
その後、陣痛が上手くついてきて、いよいよ分娩台へ。
生まれる直前に赤ちゃんの心拍が危なくなってしまい、お腹を押され、鉗子分娩で下から引っ張られて我が子が産まれてきました。
最初は産声が無く、実際は泣き声が聞こえるまで1分も経っていないのかもしれませんが、私の中では5分くらい経っている感覚で、不安だったのを覚えています。
泣き声が聞こえ、ホッと一安心した後、腕に抱かせてもらい、たくさん写真を撮ってもらいました。
赤ちゃんが入院中のママの体験談
一人ぼっち感
産後しばらくは、「搾乳しかできることはない!」と頑張って搾乳する日々。
「少しでも新鮮なうちに届けたい!」との思いで3時間に1回搾乳しては、NICUに届けていました。
そこでNICUの看護師さんに「無理しないで、冷凍してまとめて持ってきていいんだよ」と言われました。
私は優しさからの言葉と分かっていながらも、
「看護師さんも忙しいのに3時間に1回も持ってこられたら迷惑だよね…でも私にできることはこれしかないのに!」と、私の事を否定された気持ちになってしまっていました。
私が先に退院した後は、夜中も1人で起きて3時間おきに搾乳。
誰もいない薄暗い部屋で涙を流しながら搾乳していました。
NICUに通っている間、主治医や看護師さんからは「いつも本当に元気いっぱいです」と言われ、嬉しい気持ちになる反面、
心の中では「元気なのに一緒にいられなくてごめんね」とマイナスな方に考えてしまっていました。
その気持ちを分かってくれる身近な人はいないと決めつけ、誰にも相談せず、ただ一人ぼっちなんだ…と感じていました。
大きな声で泣く姿
NICUに通っている時は、息子の姿を見るだけで泣いてしまう日もありましたが、面会に行く度に看護師さんが
「自分でうんちができましたよ!」
「○日から経管栄養じゃなくなりましたよ!」
「お口から飲むのが上手です!」
「お腹空いたー!っていっぱい泣いているから食いしん坊だね!すぐ大きくなるよ!」
と声を掛けてくれて、徐々に息子の成長を素直に喜べるようになっていました。
大きく手や足を動かし一生懸命泣いている姿を見て、
「私がいない間も頑張って成長しているんだ!一生懸命生きているんだ!」
と思い、徐々に気持ちも明るくなっていきました。
育児中の体験談
同じ時期に生まれた赤ちゃんと比較しては焦る日々
首の座りや寝返りなどは個人差があると分かっていても、発達が予定より遅れているとすぐに悩んでしまっていました。
Instagramで同じ時期に生まれた赤ちゃんを見るとすごく焦ってしまい、目の前にいる息子だけを見ていればいいのに何故か比べてしまうんですよね。
一生懸命、首の座りや寝返りの練習をしてみたり色々調べたり、「私が早産で産んでしまったせいで…」と自分を責めてしまうこともありました。
生後10ヶ月頃から徐々に発達が追いついてきたような気がします。
よく飲み、よく寝ることが嬉しかった
発達は修正月齢でしたが、身長体重は生後2~3ヶ月頃から成長曲線の真ん中辺りをキープ。
なんでも悩んでしまう性格なので、こんなに体重は増えるもんなのか?と、退院後の1ヶ月検診でフォローアップの主治医に聞いてしまう事も…笑
「成長する要領がいいんだね!」と言われ安心しました笑
母乳もよく飲み、よく寝てくれていたのでその部分で悩むことは無く、息子には感謝の気持ちでいっぱいです。
ただでさえ悩みが尽きない子育てなので、よく飲み、よく寝てくれる事はとても嬉しかったです。
子どもの成長・発達に関する情報
生後2ヶ月(修正1ヶ月):首座りが気になる時期
体重 | 5120g |
身長 | 54.7cm |
栄養方法 | 完全母乳 |
生後2ヶ月からは機嫌がいい時にうつ伏せの状態にしていました。
周りの子は、早い子だと首が座っている子もいて内心ちょっと焦っている自分もいました。
生後7ヶ月(修正6ヶ月):寝返りができるように!
体重 | 8050g |
身長 | 68.1cm |
栄養方法 | 離乳食中期、母乳 |
寝返りができるように!
飛行機ブーンをしたり、おしりを上げたり、ずりばいしそうかな?というくらい成長しました。
フォローアップ外来では1度足のツッパリについて指摘されましたが、今のところ様子見でいいとの事でした。
「ずりばいはまだできなくても修正6ヶ月だから大丈夫よ」とフォローアップの主治医に言われ安心しました。
1歳9ヶ月:発達も追いつき、走り回って遊ぶのが大好き!
体重 | 11kg |
身長 | 81.2cm |
栄養方法 | 普通食 |
1歳を過ぎてからは、修正で見ることはほぼ無くなり、身長体重、発達なども今では標準に追いついています!
言葉が増えていて楽しい毎日です。
1歳でフォローアップ外来を卒業し、それ以来は風邪などの病気以外では病院に行かなくていいほど健康に育ってくれています。
現在1歳9ヶ月、外で走り回って遊ぶのが大好きな男の子に育っています。
お子さんへのメッセージ
ちょっと早く生まれてきて、たくさんの不安があった私に、いつも元気だよ〜!って泣いて教えてくれたあなた。
こんなに大きくなってくれたことがとても嬉しいです。
笑顔で幸せいっぱいの毎日を過ごしていこうね。
少し小さい赤ちゃんを生んだママへ、一言メッセージ
私が出産した当時は、後期早産の記事が少なく、息子がNICU入院中は調べまくっていました。
同じような境遇の方を見つけては何度も見返し、「うちの子も大丈夫。」と思うようにして、なんとかやり過ごしていました。
もし、同じような気持ちでこの記事に出会った方がいたなら、ほんの一例ではありますが、私や息子の記録が誰かの励み、安心になりますように。