搾乳機って便利なの?
搾乳機を使うと具体的にどんなメリットがあるの?
そんな方へ。
ぜひ、ぜひ使ってみて欲しい!!!(大声)
正直、産後買ってよかったNo.1が搾乳機だと言っても過言ではないぐらいには、産後に大活躍したアイテムです。
早産ママの私が、搾乳機のメリットについて体験談も踏まえて丁寧に解説していきます。
手動と電動の違いについてもまとめているので、ぜひ最後まで目を通していただけると嬉しいです。
ちなみに、私が使っている搾乳機は「ピジョン 母乳アシスト プロパーソナル スムーズ」です。
搾乳機を使うメリット
息子と娘は早産だったのでNICUに入院し、退院した時の体重は約2,300g。
体が小さいからか、直接母乳をあげることは難しかったので搾乳機で搾乳した母乳を哺乳瓶に入れてあげていました。
個人的に、この搾乳機が産後買ってよかったものナンバーワン!と言っても過言ではないぐらいの活躍でした。
搾乳機を使うメリットを、体験談をもとに紹介していきます。
時短になる
搾乳機を使うメリットの1つは、とにかく時短になることです。
当たり前ですが、母乳って手で絞ることもできるんですよね。
私も第一子を出産した時は、しばらくは手絞りで搾乳を頑張っていました。
しかし、とにかく時間がかかる!!
大体片胸15分、両胸で30分が目安だよと看護師さんに教えてもらいましたが、正直それだけでは十分な母乳量が搾乳できず、気づいたら1時間ぐらい手搾りで搾乳をしていました。
産後、唯一の休める時間が授乳と授乳の間の時間なのに、搾乳に時間を取られて全然休めず…入院中はかなりつらかったです。
しかし、この電動搾乳機を使い始めてからは、肩胸5分!両胸10分でこの量が搾乳できるように。
使い終わった後は搾乳機を洗う必要がありますが、それでも合計15分!
手で絞っていたころと比較すると、搾乳にかかる時間は半分以下になりました。
早産ママは、退院後も搾乳した母乳やNICUやGCUに届けることになると思います。
私も退院後はしばらく搾乳生活が続いたのですが、短い時間でたくさんの量が搾れるのでかなり重宝しました!
早産ママさんには、特におすすめしたいです!
腱鞘炎・肩こりにならない
母乳を手で搾っていた時につらかったのが、手が痛くなること!
手に力を入れで絞る必要があるし、慣れない動きで変なところに力が入りがち。
私は、入院中の5日間で腱鞘炎寸前のところまで手が痛くなってしまいました……。
(自分にできることはこれぐらいしかない…と気合を入れすぎていたところもあったとは思います…笑)
搾乳機を買ってからは、嘘のようにこの手の痛みから解放されました!
特に、電動タイプは、何もしなくても自動で搾乳してくれるので本当に助かりました…。
(多少、最後に手で動きを補助する必要はあります。)
また、手で搾乳していた時は、姿勢が前かがみになって肩こりもあったのですが、搾乳機に頼ってからは、肩こりも大幅に軽減されてとにかく快適でした。
周りが汚れない
実際に搾乳してみるとわかるのですが、手で搾乳すると、母乳が垂れたりいろんな方向に飛び散ったりすることが多いです。
手にも母乳がついてしまい、こまめにタオルでふき取らないと手が滑ってうまく力が入りません。
また、手についた母乳はすぐにべたべたしてくるので、衛生的な不安もありました。
搾乳機を使ってからは、搾乳中に母乳が垂れることはほとんどありません。
(もちろん、搾乳機を変に動かすと垂れることはありますが…)
手も母乳も汚れないので、衛生的に搾乳することができとても安心でした。
乳首が切れない(切れた後の痛み対策にも◎)
息子の体重が3,000gを超えるようになってからは、少しずつ直母の練習も始めました。
しかし、息子の口が小さいからか、何度か練習しているうちに乳首に痛みが出るようになってしまいました。
母乳を飲ませたいのに、授乳の時間が痛くてつらくて、それがまたストレスに…。
1人目のときは、それでも我慢しなければ!と思い、そのまま直母を続けたのですが、毎回吸わせるためか傷も治らず、結局1か月ぐらい痛みと戦う日々を過ごしました…。
2人目の時は、1人目の経験があったので、乳首の痛みが出始めたときに思い切って直母をやめて搾乳して哺乳瓶で授乳する生活に変えてみました。
すると、1週間ほどで乳首の傷が治ったんです!!!(すごい)
もちろん、搾乳中の痛みもほとんど感じなかったので、2人目の時は痛みとはほぼ無縁の授乳生活を過ごすことができました。
乳首の痛みで悩んでいる方にも、搾乳機はぜひおすすめしたいです…!!
授乳を変わってもらうことができる
搾乳機さえあれば、搾乳した母乳を哺乳瓶に入れれば誰でも授乳することができます。
・寝不足が続いて、まとまった時間休みたいとき
・外に出る用事があり、授乳を変わってもらいたいとき
・体調が悪いとき
そんなときにも、搾乳機は便利です。
実際に私も、寝不足が続いて少し休みたいときや、美容室に出かけたときなど、たまに夫や実母に授乳を変わってもらっていました。
搾乳した母乳は、冷蔵庫で保管すれば24時間は保存できるので、早めに搾乳しておくと便利でした。
また、少し多めに搾乳できたときには、母乳フリーザーパックに詰めて冷凍庫で保管しておくと便利です!
(私はコツコツ冷凍庫にストックしておきました♪)
冷凍すれば長期間の保存が可能になります。
体調不良などで薬を飲む必要が出た時や(授乳できない)、気分転換にお酒やカフェイン入りのコーヒーを飲みたいときなどに便利です。
(実際にお酒を飲むことはありませんでしたが、体調不良で薬を飲むときにはとても助かりました…!)
買うなら、電動タイプの搾乳機を選ぼう!
さて、そんな便利な搾乳機なのですが、搾乳機には手動タイプと電動タイプの2種類があるのを知っていますか?
実際に手動タイプと電動タイプの両方を使ってみての私の個人的なオススメは、電動タイプ一択です!!
私が電動搾乳機をおすすめする理由を紹介します。
とにかく疲れない!
手動タイプは、搾乳する際にハンドルを握って機械を動かします。
実際にやってみてわかったのですが、意外と疲れます……笑
もちろん、手で搾乳するよりは何倍も楽なのですが、それでもハンドルを何度も繰り返し握っていると「ああ、疲れたな…」と思う時が来ると思います。
電動搾乳機は、コンセントにつなげばボタン一つで自動搾乳してくれます。
搾乳機を胸に当てておくだけなので、特に力も必要ありません。
一時的に搾乳機を使うのであれば手動タイプで問題ないと思いますが、私と同じような早産ママさんや、長く搾乳機を使っていきたいという方は、迷わず電動搾乳機を購入することをおすすめします!
コスパがいい!
手動の搾乳機と電動の搾乳機の大きな違いは価格です。
どうしても、電動のものは値段が高めで、手動の搾乳機よりは値段が高いのが普通です。
なんですが…!
先に手動タイプを購入すると、絶対に後で電動搾乳機が欲しくなります(経験談←)。笑
私も、初めは値段が高いし…と思って、手動の搾乳機を購入しました。
毎日使っていると、便利なんですがやはりハンドルの操作が面倒になってきて(手も疲れるし……)
結局数日後には電動搾乳機が欲しくなってしまいました。
電動搾乳機を購入してからは、その便利さにとりこになり(笑)、先に買った手動の搾乳機は完全にお蔵入り。
その後の出番は一度もありませんでした…(苦笑)
手動の搾乳機を買ったのが、本当にもったいなかったなと今では後悔しています←
最終的に電動搾乳機を買うのであれば、初めから電動搾乳機を買った方がいいですよね。
みなさんには、ぜひ初めから電動搾乳機を購入することをおすすめします。
おすすめの電動搾乳機はピジョンのプロパーソナル
電動搾乳機といっても、いろんなメーカーのものがあり、どれを買えばいいのかわからない方もいると思います。
私が愛用しているのはこれ、ピジョン 母乳アシスト プロパーソナル スムーズです。
個人的に使って気付いたメリットはこちら。
・大手メーカーの製品で安心できる
・しっかり搾乳できる
・強さやリズムが自由に変えられる
・部品をなくしたり壊したりしても、その部品だけ購入できるので経済的
・約4年間ほど使い続けていますが、壊れていない(←ここ大事)
何度か本体を落としてしまったりしたこともあるのですが(笑)今まで壊れることなく動いてくれています。
すぐに壊れないしっかりとした性能は、とても安心ですよね。
電動搾乳機の購入に悩んでいる方は、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。